さわざき.net - 縫い糸とは

縫い糸とは
ホームページ > 縫う-裁縫材料・用具 > ミシン糸・手縫い糸 > 縫い糸とは


縫い糸の解説

●ミシン糸解説

普通「ミシン糸」というと、ミシンの上糸(ミシン針に通す糸)を言います。
「ミシン糸」は、「Z撚(よ)り(糸を見ると、「/」の方向に撚(よ)ってある)」の糸です。
(水糸みたいな「単糸」も使えますが、ウェアには向きません。また、使いにくいです)
他の糸は、下糸にしか使えません。

水糸みたいな「透明ミシン糸」は、使う時、特に注意してください。
結構「ミシンの調子」が悪くなり、ミシンを修理に来られる方が多いです。

ミシン糸は、用途によって使い分けなくてはいけません。
<普通の縫い用>厚地用、普通地用、薄地用など、生地に合わせて使います。
<ロック(ふちかがり)用>ロック用ミシン糸、ウーリーロック用ミシン糸を使います。
                ウーリーロック用ミシン糸は、下糸(ルーパー用)にしか使えません。
<素材は?>ポリエステルのミシン糸は、太さや質感など種類が多いです。
         ほぼ、どのような素材(布)の縫い物もポリエステルのミシン糸でOKです。
         絹ミシン糸は、絹地か薄手のウール地用です。
         ナイロンのミシン糸は、ニット用として使われています。
         カタン糸、特にロー引き糸は最近使われなくなってきました。使いにくいからです。
<ミシンについて>布地にあった太さの針を使うことが大事ですが、ミシン糸の太さも関係します。
            布地と糸と用途に応じて、ミシン針を使い分けましょう。

手縫い糸の中でもミシンに使える糸があります。
(絹穴かがり糸)(シルコートボタン付け糸)(ハイスパンボタン付け糸)は
ボビンなどに巻くなどすればミシンにも使えます。
ミシン針は太い(#16など)のを使ってください。


●手縫い糸解説

「手縫い糸」は、縫い針に通して使います。
「手縫い糸」は、普通「S撚(よ)り(糸を見ると、「\」の方向に撚(よ)ってある)」の糸です。
「Z撚り」の糸も使えます。針に通せない糸は使えません。

手縫い糸も、使う用途があります。
<パッチワーク>デュアルデューティ、ピースワーク用とキルティング用があります。
           しかし、使いやすい糸(普段使っている糸)であれば、それで良いものです。
           針も、専用としてありますが、普段使い慣れている針で何の差し支えもありません。
<洋裁用>絹縫い糸、絹穴かがり糸、ポリエステル手縫い糸、ボタン付け糸
<和裁用>絹縫い糸、ポリエステル手縫い糸、ゆかた用手縫い糸、家庭糸
<繕い用>ダルマ家庭糸、ゆかた用手縫い糸、カタン糸


ホームページ
2007 www.sawazaki.net