今日(8月27日)のミシン修理
ミシンは、ボビンにミシン糸を巻いて下糸に使います。これがきれいに巻けていないと、縫い調子が悪くなります。下糸が、きつくなったり緩くなったり。
最悪、下糸が出てこなくなり、引きつれます。
(写真をクリックすると、新しいタブかウィンドウで大きく表示します)
左の青糸はだめです。見た目にガタガタです。(白い方は、まる)
– ここから続き –
青糸を、上方から見たところです。波打っているのが分かりますか。
こんな状態で使ってはいけません。基本的なことが出来ていません。
最近の水平糸立て棒のミシンでは、下糸巻きを手順通りしないと、特に緩くなります。気をつけましょう。きれいに巻いてあれば、縫い目もきれいですよ。※参照
これは、ミシンのある部分です。
中央部分の光っている部分が問題なのです。このミシン、グリスを使っているのですが、長年の間に変性します。接着剤のようになってしまうのです。これだけのことですが、お客様は分からないのをいいことに、コンピューターや電機部品のせいにして高額の修理代(何万円も)を請求するところがあるみたいです。正直に直していると儲からないからでしょうが、感心しません。
簡単ということはないのですが、多少の手間で直ります。どうやって?それは私のノウハウです。教えられません。
今日の修理で思ったことでした。
タグ: ミシン